自分や家族の大切な人生。
新たな住まい選びは非常に重要です。
健康状態や入居時期など、ライフステージによって、入居の理由、目的が変わってきます。
まずは、しっかりと家族での話し合いの場を持ち、入居の目的を明確にしましょう。
○家族や親族としっかり相談ができているか?
○入居予定者の身体状況、性格、生活習慣、趣味、
希望、要望は?
○いつまでに、どのエリアで見つけたいのか?
費用面の希望は?
まずは、希望するエリア・予算等から情報を絞り込む。
インターネットや専門情報誌で検索をしていく。
最初から条件を細かく設定すると、なかなか情報が集まりません。
一定の情報を集めた上で、そこから細かい条件を確認しましょう。
○最初からあまり検索条件を絞りこまない
○少しでも気になる情報はとにかく集めてみる
○できれば、資料請求時の電話応対や到着までの時
間等も覚えておく
建物の大きさや豪華さよりも、まずは、必要費用、入居条件、医療連携体制、体験入居の有無等を確認する。
○必要費用、入居条件はどうなっているのか?
○事業者はどんな理念・想いで運営しているのか?
○経営母体はしっかりしているのか?
ある程度絞込みができたら、実際に現地見学、体験入居を通じて、事前に集めた情報をもとに、建物、設備や条件面はもちろんのこと、既存入居者の表情やスタッフの振る舞い等、パンフレットでは判断できないところをしっかり確認しましょう。
○入居者の表情はどうか?できれば声をかけてみる
○スタッフの礼儀・礼節、ふるまいはどうか?
○自分(家族)がこの住宅で生活しているイメージ
が湧くか?
パンフレットに書いてあるから聞かないのではなく、あらためて、必要費用、入居条件、受入れ体制、医療連携体制等についてはしっかり確認しましょう。
全ての住宅がどんな希望・要望も満たせるわけではありません。
まずはどんな希望・要望があるのか?その優先順位を考えて、この住宅でできることとできないことを明確にしましょう。
○知りたいことは全て確認できたか?
○どうしてもゆずれない希望・要望は満たされ
そうか?
○その他に不安な点はないか?
「費用が安いから」とか、「何でもしてくれると聞いたから」といった安易な理由で選ぶと、入居後にこんなはずではなかった、もう少しよく考えれば良かったということにもなりかねません。
ひとことでサービス付き高齢者向け住宅といっても、経営方針、運営方法、その他の条件等もさまざまです。
あとで後悔しないためにも、しっかりとステップを踏んで、間違いのない高齢者住宅選びを行ってください。
チェックリストにもまとめていますので、適宜ご利用ください。