入居事例

ケース9 K様男性(65歳 要介護3)
『見えない』支援作戦とは?

後ろ向きな発言と暴力行為で、
息子様も半ばあきらめ気味でした

独居生活で昔からお酒を飲んでは暴れておられ、息子様とも疎遠になっておられました。淋しさから、どんどんお酒に溺れ、とうとうアルコール性認知症で入院される事となる。

当社高齢者住宅にご相談がありましたのは、そんなK様がいよいよ退院というタイミングで、退院後の生活に不安を訴えられたときでした。

sankaku

「死にたい」「殺して」
「頭を割ってくれ」と壁に頭を打ちつける

入居当初は精神不安定、うつ症状も強く、無表情で意志の疎通ができませんでした。出てくる言葉も過激で、後ろ向きな発言ばかり。
大きく叫びながら壁に頭をぶつけようとされたり、自分の好きなタイミングでなければ暴力を振るわれたり、車椅子の危険走行など危険行動を数えたらキリがありませんでした。

sankaku

スタッフ一丸となった寄り添い傾聴。
そして『見えない』支援作戦開始

まずは、フリースタッフを配置しマンツーマン対応。一日中さりげなく寄り添い、発言を傾聴。
目線をあわせ否定せず、笑顔で接し、話しかけることにより安心感を持ってもらえるよう心がけました。

普段は車椅子ですが、急に立ち上がり、歩こうとされるときも歩きたいという気持ちを尊重し、声かけも徹底しました。
ある時、スタッフの一人が、トイレのタイミングでK様の機嫌が上下すること、トイレの失敗を大変気にされていることに気が付き、話し合いが持たれました。

トイレ誘導は毎回タイミングを記録。傾向を確認するため、あえて誘導回数を増やしたり、時間をずらしたりの変更を4回。あせらず、地道に、丁寧に、試行錯誤を繰り返しました。
すると約3ヶ月経った頃からK様の表情に変化が現れだしました。

sankaku

いつもニコニコ!「癒し系お父さん」!
親子関係も円満に

徐々にトイレ誘導のタイミングが合ってきて、失敗回数も減っていくごとにスタッフに対しても、笑顔を見せて頂けるようになったのです。
更には、時々、冗談にも反応され、徐々に笑顔が増えてきました。
当初できなかった意思疎通も短い会話なら成立するようになり、ますます、安心されたご様子。穏やかな表情での生活が定着され、スタッフに対しての信頼感も感じるようになりました。

今では、スタッフや他の入居者の会話を聞いて、本当に幸せそうな表情で、まさに“癒し系”のお父さんです。
レクリエーション等にも積極的に参加されるようになりました。そんなK様を見て息子様も大変喜ばれ、最近は週に1度、必ず会いに来られるようになりました。
一緒に外出を楽しまれ、親子関係も良い方向へと向かっているようです。

そんなK様と息子様の幸せそうな笑顔は、スタッフ全員の大きなモチベーションと自信になっています。

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