入居事例

ケース1 T様男性(84歳 要介護1)
まだら認知症の症状!?

まだら認知症で断片的な記憶しか残らない方

ご入居前は、身体状況はほぼ自立の方で、ご自宅で奥様と二人住まいでした。
奥様がT様の介護をされておられましたが、奥様も認知症とパーキンソン病を発症、このまま自宅で介護を続けるのは難しいと、ご家族様が判断されました。

sankaku

ご夫婦一緒の方が良いと考えた

ご自宅から近いグループホームへのご入居を希望されましたが、空きが1室のみだった為、奥様はグループホームへ、T様は当社サ高住にご入居となりました。
夫婦別々での生活となりましたが、やはりご夫婦一緒で過せる時間を増やした方が良いと考え、T様は当社サ高住から併設の小規模多機能に通ってもらうようにしました。

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親切心が大誤算?

T様が小規模多機能を利用される度、その立地が自宅から非常に近い事をT様が認識され、毎日奥様と過ごし、T様にとって見覚えのある場所から「なぜ私は帰らないといけないのか?」と、小規模多機能から帰ってくる度に、精神的に不安定になっておられました。
そのため、一度スタッフの隙を見て、外に出て行こうとされた事がありましたが、その時はすぐにスタッフが気付いた為、こと無きを得ました。
奥様と近い方が良いと思いやった事が裏目に出てしまいました。

sankaku

ここでの居場所探し♪♪

小規模多機能への通いをやめ、日中は当住宅内で過ごして頂くようにしました。当初は「なぜ自分はここにいるのだろう?」という思いから、徘徊がとても多くありました。
ある日レクレーションで歌を歌う機会があり、今まで参加されていなかったT様にもお声がけしてみました。そうすると、とても大きな声で歌われ、その歌もとてもお上手でした。スタッフから、T様の荷物の中にハーモニカがあったという話を聞き、T様にお願いして吹いて頂くと、とても素敵な音色で入居者様からも自然と拍手が上がりました。
その頃から少しずつですが、落ち着いた生活になって来ました。

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それでも不穏な状態のまま

ある日、食事はいらない!と言われたことがあり、スタッフがほんの少し目を離した隙に外に出て行かれることがありました。すぐにスタッフ総出で探したのですが、なかなか見つかりませんでした。もしかしたら元のご自宅に戻られているのでは?と探したところ、ご自宅近くのトンネル付近で発見。ところどころ、こけてしまったのか軽い擦り傷がある状態でした。

ご本人に声をかけると、「良かった!どこに行ったらええか、わからんようになってたんや」断片的な記憶しかなかった為、家の近くまでは行けたが、最終的に家までたどり着けずにどうしていいのかわからず、途方に暮れていたようです。

sankaku

スタッフとの話し合いの中でヒントが...

T様になんとか楽しく過ごして頂きたいと考え、月に1回、全入居者様の状態の情報共有・ささいな事、気になった事等を議題に開催しているスタッフ全員参加のミーティングで、スタッフからの意見を集約したところ、T様がとても几帳面な性格である事がわかりました。

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試しにお願いしてみよう!

T様の几帳面な性格は、掃除の際にはとても活躍していただけるのはでは?と考え、スタッフが掃除をする時に、一緒に手伝ってもらうようにお願いしてみようという事になりました。すると、スタッフ以上に物凄く丁寧に、綺麗に掃除をして下さいました。
毎日の掃除を日課にしてもらう事でご本人に、ここでの役割を持ってもらう事が、精神的に安定する一つの手段であると確信しました。

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今後の対応として...

今後は、奥様の状態が良い時に、こちらの住宅へお連れしようという計画をしています。もしかすると、不安定な状態に逆戻りになるかもしれないし、より安定されるかもしれません。やってみないとわからないですが、T様ご夫婦にとって、どちらが良いのかということをスタッフと一緒に考えながら、T様に楽しく末永く、楽しくお過ごし頂ける様に努力しております。
今後はお花を一緒に植え、そのお花の成長を楽しみながら、ここが自分の家であると、しっかり認識をもってもらえることを、当面の目標としています。

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