フジパレスシニアコラムページ - 第五話

第5話「入居と解約」


フジパレスシニアには本当に多くの方にご入居いただいている。毎月100件近い、入居の申し込みをいただいているが、当然、解約のご連絡も入る。 解約手続きの際、いつも思うのは、「本当にフジパレスシニアは入居者様とそのご家族様に支えていただいているなあー」という事です。

解約理由の大多数は「お亡くなり」と「入院」によるものですが、 「入居してから少しの間しかお世話にならなかったけれど、最期の時間を本当に良い環境で過ごさせてあげることができました。何とか最期に親孝行できました。本当に有難うございます!」

「入居するまでは、自宅で介護していたほうが良いのかなーと思っていたけど、入居してホントによかったと思います!」

「知り合いにも、ぜひ紹介させてもらいますね!」

このような声を、直接当社担当スタッフ(シニアハウスサポーター)にかけていただいたり、現場の管理者から報告が入ると、本当に、この仕事をしていてよかったなあと、モチベーションが上がります。


入居契約のために各地のフジパレスシニアを訪問させて頂くときに、このように、「良いところで過ごせた」と言っていただける事が頷ける理由が、よくわかります。 いい意味で、自宅にいるような雰囲気、日中も様々な入居者様が、テレビを見たり、お話をしたり、散歩をしたり、本を読んだり…

この場所は、時間がゆっくりと流れているような感覚がします。

それはフジパレスシニアが、“自分の住まい”“我が家”をコンセプトにしていることもありますが、管理者,スタッフ全員が、入居者様が毎日暮らしやすいように、楽しみやすいように、自信と誇りを持って対応してくれているからだと思います。


「なるべく自宅にいるような雰囲気にしたくてね!椅子とテーブルもデザインにこだわったんですよー!」と笑顔で答えてくれる管理者の様子を見ると、 フジパレスシニアは、こうした現場スタッフの存在があるからこそ、初めて成立するのだ、と実感します。

介護の仕事は、男性でも決して楽な仕事ではなく、むしろ肉体労働に近いような業務を、男女問わずスタッフ全員が、笑顔で当たり前のように、献身的に行っている様子を見て、それに笑顔で応えておられる入居者様を見ていると、 「本当にフジパレスシニアは現場スタッフと入居者様に支えられて成り立っているんだなー」と 本当に、本当に、身が引き締まる思いです。

フジパレスシニアは、現時点で約2000戸の供給が完了し、現在進行形で、新しいサービス付き高齢者向け住宅が増え続けているので、ご入居いただく方も毎日増えております!体が思うように動かなかったり、介護が必要だったりと、様々な方がご入居されます。介護度も軽い方もいれば重い方もいます。


どんな入居者様でも自宅と変わらないように、気兼ねなく過ごせるように、入居様が自分の時間の流れで生きていけるように、現場のスタッフも入居者様と一緒に本当に頑張っています。

自分の仕事が「世のため、人のため」になるということほど、意義深いものはない。今の私の仕事やフジパレスシニアは、この言葉が本当にぴったりだと、自信を持って言えます。