フジパレスシニアコラムページ - 第22話

第22話「私たちの『役割』」


みなさんこんにちは!

サクラの花が醸し出す春のうららかムードから、若葉が芽生え、新しいエネルギーの息吹が感じられる季節になりました。いよいよ新年度がスタート!みなさん何かとお忙しくされていることと思います。私たちシニアハウスサポーターも、お困りの高齢者の皆様・ご家族様のお役に立てるよう、毎日フットワーク軽く走り回っています!

もう既に新しい目標に向かって動いておりますが、現在の私たちの立ち位置を確認する意味で、今回のコラムで振返ってみます。フジパレスシニアは昨年1年間で13棟約386戸の新規開設が無事完了し、総合計では67棟2114戸のサ高住を運営するに至っております。入居開始1年後を基準とする平均入居率については90%以上と、非常に高い水準で推移しております。運営戸数、入居率においては、関西ではNO.1、全国的にもリーディングカンパニーであるという自負と責任を持っております。

これもひとえに、フジパレスシニアを『自分の親を安心して預けられる住まい』として、選んで頂きました入居者様・ご家族様、推奨して頂きました地域のケアマネージャー様、ソーシャルワーカー様、24時間365日休みなく頑張って頂いているケアスタッフ、運営方針にご賛同頂いている協力医療機関の皆様、適切なご指導をして頂いている行政機関の担当者の皆様、毎日朝早くから夜遅くまで頑張って頂いている管理スタッフ、その他、関与する全ての方々のご理解・ご協力、ご支援の賜物と心より感謝しております。


こうして考えるとあらためて、フジパレスシニアの運営においては本当に大きな人の動き=マンパワーが発生していると実感致します。平成23年からスタートした国交省の補助金制度、サ高住登録制度では、サ高住登録の可否の事前相談から始まり、補助金応募、竣工後は、完了報告を経て補助金が振込みされます。開設後は、毎年、補助金事務局への定期報告と登録行政窓口への定期報告及び立入調査の対応が必要となります。現時点で70棟近い登録数ですので、例え年1回の作業としても、正確な状況確認と報告が必要になりますので、情報収集から報告完了まで、膨大な時間を要します。

賃貸管理については、入居申込から入居審査、賃貸契約、解約処理まで行っており、平均で1日3件強の対応が必要となります。退去処理も行っておりますが、退去・解約は、残念ながら、長期入院や死亡を理由とするケースが多くありますのでで、ご家族様への一定の配慮も必要で、精神的にも少なからず負担はあります。その他、予期せぬことも発生しますので、永年、賃貸住宅管理をやらせていただいているフジ住宅グループの経験があるにしても、高齢者住宅ならではの、手間や負担が発生しているのも事実です。

以上を踏まえると、あらためて、社内外問わず、従事して頂いている多くのスタッフの皆様に本当に感謝すると共に、各スタッフがそれぞれの役割を心を込めてやらせて頂いているからこそ、入居者様・ご家族様にも心から喜んで頂けているのだと感じています。


先日受講させて頂いたあるセミナーで、大変感銘を受けた言葉がありました。それは『人間には役割がある』ということ。~その役割は働くことでしか果たせない。人は皆、喜ばれるために生まれてくる。喜ばれる自分を発見して成長する。喜ばれる自分の発見は成長の鍵である。もっともっと喜ばれたいと思う気持ちで成長する。人生は『ありがとう』を集める旅路である。目の前のその人に一生懸命何かで喜んでもらう。~

数字的な部分だけを振返ってみると、ついついある種の達成感を感じてしまいがちですが、このセミナーの言葉で、今期も、『よし!今年もまだまだやるぞー!』という気持ちになりました。人に喜んで頂くことに終わりはありませんし、決まりきったマニュアルもありません。本当に心から念じて、動くだけです。おかげさまで、今期も500戸以上の新規開設予定があります。それだけ多くの方に喜んで頂ける機会=役割を果たせるチャンスがあります。このことを、フジパレスシニアを支援して頂いている方への感謝の気持ちと共に、大きなモチベーションに変えて、これからも走って参りマス!コラムも定期的に更新して参りますので、引き続きよろしくお願いします。