フジパレスシニアコラムページ - 第15話

第15話「なんでフジパレスシニアにして頂いたんですか?」


シニアハウスサポーターという仕事柄、60棟以上ある各地のフジパレスシニアを訪問させて頂きます。

住宅内でのお困りごとを聞いたり、入居者様の楽しんでいただける企画を考えたり、内覧会やイベントの準備を手伝ったりと、普段は現場スタッフ、管理者の方とお話しをする時間が多いのですが、時間があるときにはひそかな楽しみもあります。

それは、入居者様やご家族様とお話しする機会があるときに、「なんでフジパレスシニアにして頂いたんですか?」とお伺いすることです。


入居理由はそれこそ、十人十色ですが、他社が運営しているサービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホームなどの介護施設があるなかで、また、その中でもなぜフジパレスシニアを選んでいただけたのか、という点は、日々どうすればもっとフジパレスシニアを知っていただけるか、どうすれば幸せになっていただけるかということを考えている私たちは、絶対に知っておきたい内容ですし、純粋に私個人の楽しみでもあります。

よく「キレイだったから!」「新しいから!」というハード面を挙げていただくことも多いのですが、あるご家族様にお伺いした内容がとても印象的でした。

「実はここに来る前までは他の施設に入ってましてね。でもウチの親は一人での食事もあまり出来ない中で、施設の方は食事の介助もあまりしてくれず、何か呼んでもすぐに対応もしてくれないことも多かったんですよ。本人も息苦しそうで、つまらなそうに毎日過ごしているし、どうしようかと考えている時にここの話を聞いて見学に来たんですよ。次は絶対に失敗したくないですから、他にも5件ぐらいは見に行ったんですけどね。見学に来たときには、建物とか設備だけじゃなくて、今入居されてる方の様子も見てたんですが、皆さんよく笑うし、スタッフさんとも仲良さそうに話して、スタッフさんも本当に楽しそうだし。 前とは全く違いますので、『ここなら!』と思って今回入居を決めました」


フジパレスシニアは「自分の親を安心して預けられる住まい」をコンセプトにしているのですが、料金面や設備・サービス面などパンフレットに書いてある目に見える点だけでなくて、実際には目に見えない細かな運営においても現場スタッフが、その通りに、忠実に、実践していただいていることに感謝の気持ちで一杯になりました。

言葉で安心と書くことは簡単ですが、いざやってみるとなると非常に難しい事だと思います。当たり前のことを当たり前に実践する。

それは私たちにとってもそうですし、実際の現場では、色んなことが起きますので、なおさら難しいことと思います。

料金面だけで考えるのであれば、安く入居できる介護施設もありますが、待機の方も多く、介護度の重い方から優先的に入居されますので、ご家族にとっては介護度の軽い重いではなく、すぐにでも楽な暮らしをしてもらいたいのに、介護度の軽い方がすぐに入ることは難しくなります。今後は、この傾向が、制度化により一層厳格化されます。

また4人部屋であったり、仕切りが薄いカーテンがけだったり、ゆったりくつろいだり、思う存分笑ったりというプライベートな空間は持てないのが現状でもあります。


もちろんフジパレスシニアが他社と比較して優れているとか、楽しいという単純な比較ではなく、本当に困っている方を助けたい、今後もずっと暮らしていただくために少しで心安らぐ空間を作りたいという思いで、私たちも、現場でのスタッフも頑張っております!

もし、このコラムをお読みの方で、ご家族の方やお身内の方で介護や今後のお住まいのことでお悩みの方がいらっしゃいましたら、是非一度フジパレスシニアをご見学下さい!

いつもお聞きしている「なんでフジパレスシニアにして頂いたんですか?」がフジ住宅の発展だけでなく、フジパレスシニアの発展、ひいては入居者様、ご家族様の満足、安心につながっていくと思って、今後も責任を持って頑張っていきたいと思います!