フジパレスシニアコラムページ - 第14話

第14話「俺も年取ったらあそこで暮らすわ!」


本日のコラムはフジ住宅シニアハウスサポーターの友人のFさんがご自身のお祖母様の経験を教えてくれたお話しです。

ご縁があり、フジパレスシニアに入居をして頂いたのですが、このコラムを読んでいただいた方に、そしてもっと多くの方にサービス付き高齢者向け住宅を知っていただき、フジパレスシニアのことも知っていただく機会になればと思います。


(本文)

「介護施設って言えば、何となく窮屈で、規則や色んな事に縛られている感じがして、あんまり良い印象はなかったんですよ。自分が入居するなら、迷惑かけないように色んな我慢も出来るかもしれませんが、入居するのは家族ですし。」

これはひょんな事から、私がフジ住宅で、サービス付き高齢者向け住宅の仕事をしていると知った友人のFさんが話してくれた言葉でした。

Fさんの84歳のおばあちゃんは昨年転んで骨折してしまった影響もあり、日中は家で、お一人で過ごす事が多くなってしまったそうです。

排泄や入浴の世話も家族が、また日中は近所に住むおばあちゃんの友人がサポートをしてくれていたのですが、皆に世話をかけている事に気兼ねし、精神的にふさぎこみがちになっていたので、介護のサポートを外部で受けようという事になり、色んな施設やホームを探し始めたという事でした。


「だから最初、両親と一緒におばあちゃんの今後を考えていたときに、『サービス付き高齢者向け住宅』を調べていく中で初めて知ったとき、『老人ホームの延長線上の介護施設なのかな?』、くらいにしかわかっていなくて、料金も高くて、入居に関しても色々な条件や難しい制限があって、なにかお願いするたびに、アレやコレやと料金が高くなっていくイメージでねぇ。」

見学に行った老人ホームの中には入居一時金という名目で両親の年収分ぐらいの金額がかかるような所もあり、最終的には父親が早期退職をして退職金を入居費用に当てることで、費用を捻出する計画で進めていたそうです。

おばあちゃんには父親の退職金の話は伝えていなかったが、おばあちゃんも薄々感づいていたようで、一時は家庭内でも『その話題』には触れてはいけないような、ぎこちない雰囲気が続いていたようです。

「その時に母親の職場の友人の両親がサービス付き高齢者向け住宅に入居していた事から、その存在を知り、名前を聞いた高齢者向け住宅に見学に行ってみたんですよ。 最終的には、最初に見学したところとは違う住宅に入居する事になったんですけど、費用の事とか、介護の事とか、今までずっと考えてた事と、実際の高齢者向け住宅は全然違ってましたよ!」


最初に行った老人ホームでは入居一時金で数百万を提示され、その金額が普通だと思っていたが、サービス付き高齢者向け住宅では、一定の返還がある敷金が必要なだけだった。

・月々の費用が安いので、部屋は病院の相部屋のようなイメージをしていたが、完全個室で、設備や内装もFさんが大学時代に一人暮らしをしていた東京都内のアパートよりも、良いぐらいだった。

・食事も、決まったものを決まった時間に決まった場所で全員で食べるようなイメージだったが、Fさんのおばあちゃん用に柔らかく料理をしてくれたり、疲れたときは部屋で食べたり、Fさん家族が遊びに行った時には、外食もしたりと融通が利いて、住宅のスタッフさんたちもFさんのおばあちゃんに『おっ!今日はお孫さんと外食!?美味いもん食わしてやらんともう遊びに来てくれへんで!』とふざけあって、笑いながら出口まで送ってくれたこと。

・月々の費用も、数件見学に行ったホームでの費用はFさん家族の生活を考えると、とてもサポートできる金額ではなかったが、入居を決めたフジパレスシニアでは総額でも10万円ちょっと、とFさん家族でもまかないきれる金額であった事。

・また24時間、住宅内に専任スタッフが常駐しているので、夜中によく微熱を出しがちなおばあちゃんが暮らしていくのには何よりも安心だった事。

・Fさんの父親が、「そんなに期待してないけど、俺も年取ったらあそこで暮らすわ!頼むで」と住宅からの帰りがけにFさんに笑いながら言っていた事


Fさんは住宅のサービス内容の事や、費用負担が少なく本当に助かった事、何よりも、おばあちゃんが楽しく過ごしている事を笑顔で語ってくれた。おばあちゃんだけじゃなくてご両親も大変満足しているとの事で、嬉しそうに話すFさんを見ているとこっちまで嬉しくなってきた。

Fさんは私の友人でもあったので、本当に良かったなあと思いますが、シニアハウスサポーターとしての目線で言えば、Fさんのようなご家族に、資金面に不安なく、ご家族の生活にも負担を増やすことなく、また入居者様にも生活の不安もなく生活を送っていただくことを第一に考えて創りあげたフジパレスシニアを純粋に誇りに思います。

私の仕事はシニアハウスサポーターとして、広く、一人でも、Fさんのようなご家族に、サービス付き高齢者向け住宅のこと、フジパレスシニアのことを知っていただき、幸せになっていただくことなんだと改めて、心に刻みなおしました!