入居事例

ケース5 K様男性(83歳 要介護2)
リロケーションダメージの克服

認知症による短期記憶喪失からくる、
被害妄想のある方

入居される前は、身体状況はほぼ自立。ご自分でも外出されていました。
息子様夫婦と同居されていましたが、息子さんは海外に単身赴任、お嫁さんとお二人の生活に時折、お孫さんが遊びに来られるという環境でした。

認知症が進み、短期記憶が低下、それに伴う被害妄想により嫁(孫)がお金を盗ったと警察にかけあったり、昼夜逆転で夜に全く寝ない等の行動が見られ、家族さんが在宅での介護に限界を感じておられました。

sankaku

ご本人の難しい性格と行動から

自宅での生活を基盤とし、デイサービスの利用を勧めるも、K様が面白くないと長続きせず、ご家族の介護負担が大きくなる一方でした。お嫁さんの精神状態も限界が迫っていました。
この状況を受け、ケアマネさんは、何とか受け入れしてくれるところがないかなあと、あちこち高齢者住宅探しをはじめられました。

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当社のサービス付き
高齢者向け住宅に入居相談

ケアマネさんより、困難事例として、受入れできるかどうかの相談があり、K様がどの様な反応をされるのか予測できない面もあり、まずは、一週間のお試し入居となりました。

K様の様子としては、最初は、なぜ自分が知らないこの場所にいるのかがわからず、不安な気持ちで、いつ帰れるのか?あと何日いるのか?と険しい顔をされている場面が多く見られました。
また、短期記憶が低下したことから食事や入浴などをしていないと、思い込みが出てくることも、しばしばありました。

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不安な気持ちから

夜眠れない、便秘してしまう等の体調面の不安な気持ちから、何度も何度もスタッフにお薬をもらいに来られました。
また、K様自身がお風呂に入っていないと思い込みされている時には、日記に、お風呂に入っていない、食事をしていない等、書かれることもあったそうです。
そして、毎日の弟さんとの電話でも帰りたい、帰りたいが口ぐせでした。

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きっかけはスタッフの想い

当社の高齢者住宅は一般的な高齢者住宅と比べ、スタッフを比較的多く配置しており、介護保険外のサービスも必要に応じて対応しています。
管理責任者の「入居者の皆様にゆったりと自分らしく生活して頂きたい!!」という強い想いからの配慮です。

スタッフ数が多いということは、お一人お一人の入居者様本位での、個々に寄り添った配慮ができるということ、また、スタッフの仕事量にも余裕ができ、明るく、楽しい雰囲気が自然と出来上がり、そこで生活される入居者様も皆様、心から安心され、明るい雰囲気で過ごすことができるようになります。

K様の様子もそういった雰囲気の中で少しずつ変化が出てきました。

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表情が明るくなり、冗談を言い合える仲に

徐々に表情が明るくなられ、お風呂に入っていない、食事をしていない等の訴えは少なくなりました。
さらになじみのスタッフと冗談のやり取りで、ここが自分の居場所なんだと受け入れられた様子で、非常に和らいだ気持ちで過ごされることが多くなっています。

「行動・心理症状は、私たちの対応から引き起こされている可能性があり、私たちに対するメッセージだ!!」という言葉がありますが、今回のK様の変化は、まさにこれであると思います。

認知高齢者の方にとってなじみのない環境では、ご本人の不安と混乱が一挙に高まります。移り住みの害(リロケーションダメージ)といわれるもので、作られた行動・心理症状を生み出す最大の引き金の一つです。

今回のK様は、まさにこの状態であったと思います。なじみのない環境での不安と混乱のメッセージを、スタッフによる入居者様中心のケアと明るく楽しい雰囲気が、K様の気持ちを和らげ、そこで直接感じた安心感からK様自身が自分の生活する場所であると受け入れられたのであると思います。

今後もスタッフとの情報共有を徹底し、「自分の親を安心して預けられる住まい」というコンセプトの下、よりK様が安心して生活していただけるように、またK様に出来ることはご自身でやって頂き、お互いの役割を持つことによって当社の高齢者住宅を自分の居場所だと感じて頂ける環境を整えることができるよう頑張って参ります。

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「自分の親を安心して預けられる住まい」

実際にフジパレスシニアであった皆様にお伝えしたい物語をおまとめしたコラムです

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